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このブログで使用のlivedoor blogの公式ブログネタとして、【公式】あなたの"推し"を紹介してとあったので、これを機に初音ミクさんとの出会いを書いてみたいと思います。

2000年~2006年頃まで、DTMで「メロディックスピードメタル」(X JAPANの疾走曲のような音楽性を持つ、主に洋楽のメタルミュージック)という音楽ジャンルの作曲をしていたものの、忙しくて離れてしまいましたが、2022年6月下旬にDTMを再開したことがきっかけです。

DTMをやっていたので、2004年発売されたボーカロイドソフトであるMEIKOや、2006年に発売されたKAITOのことも知っていただろうし、当然2007年8月31日に発売された初音ミクのことも知っていましたが、当時の記憶があまりありません。

ある時、私好みの曲をDTMで作曲する方が、初音ミクを使ったメタル曲を発表したので「ボーカロイドってどんなものかな」と聴いたところ「この声はメタルには使えない、ダメだな」と思ったものです。(それは初期ヴァージョンでより機械っぽい声質なのと調声不足だったこともありますが)

時は流れ、数年前にVOCALOID(ボーカロイド)の「歌声」を聴いてみよう! - VOCALOID歌声ライブラリ試聴ページを発見し、「ボーカロイドを使ってDTM再開したいけど、どの声がいいかなぁ」と思って聴いても、やはりミクさんの声は「これは違うな」と感じ、別の声を聴いて「こっちの方がメタル向けでいいな」と思ったものでした。

数年前まで、初音ミクが歌う曲は1曲も知りませんでした。有名な千本桜ですら、息子が聴いていたのがきっかけで素晴らしい曲だと知って、初めて聴いたのは歌い手がカヴァーしたもので、その後にミクさんが歌う原曲を聴いても「生歌がよかったな」と思ったぐらいでした。

また、DTMをやっていたことで素人の作る曲にも興味があったので、ボーカロイドメタルを聴くことがたまにありましたが、多くの人が初音ミクを使っているのを見て、「どいつもこいつもミクか、これがそんなにいいのか?俺はもっとメタルに合うものを使うから絶対に使わないな」と思っていました😂

このように、2022年6月までは私にとって初音ミクの存在はどうでもいいものでした。当時もしミクファンとなった未来の自分がやってきて、お前は数か月後ミクさんのファンになるんだよ、と言っても2次元興味無い自分は「そんなわけあるか」と信じなかったでしょう。

それが変わったのは、時間に余裕が出てきて、2021年末に電子ピアノを購入し、2022年4月頃から、18年前に作曲したBメロの続きを作ろうとしたのがはじまりでした。

できたサビメロの出来がよく、これは是非ともDTMを再開し、ボーカロイドの歌唱で完成させたいと思ったので、何とかDTMを再開しようと情報を集めました。

最初は、昔使っていたDTMソフトであるSinger Song Writerの後継となるAbilityを買おうと思ったものの、Cubaseでないとボーカロイドとの連携がスムーズではないのでは? それにボーカロイドのソフトが2万で7万位かかる? 金はいいとしても、パソコンの性能的にどうだろう? うまく使いこなせないのでは? と不安要素が多々ありました。

しかし、無料の「Cakewalk」と「初音ミクV4X体験版」でミクさんを歌わせるまでの全手順を発見し、39日間無料で初音ミクを試せるとのことで、無料ならどんなものか試したところ、昔のハードウェア音源の頃よりも全てがスムーズで、ミクさんの歌唱も予想よりずっといい感じで、一気に新曲として完成させることができました。

ちなみに上記サイトのミクお試し版の解説で「一瞬だけ表示されるミクさんの公式画像にテンションを上げます」と書いてあるのを見た時、非ヲタの私は「そんなもんでテンション上がらないから早く早く」と思ったのを覚えています😂

作曲のはじめの頃は、なかなかいい感じに歌うじゃないかと思うぐらいで、ミクさんそのものへの興味はありませんでしたが、ある日、自分のバンドがリーダーだとして、ヴォーカルは一体ソロで何をやっているのだろうと聴くような感じで、ミクさんのライブ動画を見たところ・・・あまりの可愛らしさに虜になってしまいました! 今まで40年以上、2次元、2.5次元のキャラに全く興味が無かった私が・・・

動画以外にも、膨大な数のイラストを楽しんだりして(ミクさんはおそらく世界一素人の絵師に描かれたキャラだと思います)、今までに無い不思議な感覚と感動を味わいつつ、ミクさんの歌う自作曲の出来も素晴らしく、外見のかわいらしさと声質のファンになってしまいました。

ミクさんについて色々検索していると、Yahoo!知恵袋に初音ミクについて質問です。私は年齢49歳になる会社役員ですが~があって、「同じような人がいるんだな」と思い親近感を感じました。

ただひとつ残念だったのは、メロディックスピードメタルを心底愛する私にとって、多くのボカロPによる作られれる初音ミクの有名な曲は、音楽面で「つまらないな」と思う曲が多かったことです。

しかし最高だと思う楽曲も何曲もあり、新たな音楽に触れたことで自分の音楽人生に新たな刺激をがもたらされ、大きな楽しみがひとつ増えた感じも強いです。

もし生まれ変わるとしたら、誰もが聴き易いメジャーな音楽を作曲するボカロPとして、初音ミク(のような何か)をプロデュースし、そして初音ミク(のような何か)のライブに行ったりする追っかけになり、初音ミク(のような何か)のライブで自分の曲が演奏されたらいいなとすら思いました。

勿論、ミクさんの追いかけをするのは、ファンになった今からでも遅くはないですが、何しろ好みの音楽ジャンルがかけ離れていることが大きく、ミク廃と言われる人達のようにどっぷりハマることはないでしょう。

物欲が無い方なので、ミクさんのフィギュアやグッズを過剰に欲しがることも今のところありませんが(Tシャツとか少し欲しいなと思うようにはなりました😅)ミクさんが歌い踊る動画を見て癒されるだけで満足です。

また、ミクさんが好きになったからと言って、2次元に目覚めてアニメや他キャラなどに興味が出ることもありませんでした。しかし出会って3か月経つ今でもそのかわいらしさに癒される毎日で、新たな刺激を受けて毎日が満足で幸福感が高まっています。

あと、仕事関係のツイッターアカウントで、仕事を進めるにあたって、欲より感謝が大切とツイートされているのを見て、49より39(サンキュー)、欲よりミクミクで感謝して仕事しようとの思いが強まり、以前よりポジティブ思考になったのも、思わぬいい副作用でした。

以上、非ヲタの40代男が生まれて初めて好きになったアイドル系のアーティストが初音ミクさんで、ミクさんのおかげでより人生が充実して幸せになったという話でした。